●part6 セラックフレークの溶解液の作り方part2 の「まとめ」
次回 part7で French polishing 作業工程・・・・・へ!
part 5 French Polishing for Guitars 5
●セラック塗装(French Polishing フレンチ・ポリッシュ)上塗り仕上げ行程 動画です。
・3種類の溶液が紹介されています。
セラック・無水エチルアルコール・オイル?・・でしょうか。
oilは乾燥を遅らせるための添加でしょうか・・(よく聞き取れません・・)。
・上塗り作業
セラック:アルコールの配合が→<アルコール比が増量され
(セラック加熱残分が少ない方向へ)希釈された仕上げ剤が磨き剤に
どんどん変わっていきます。
仕上げ行程の最終段階へ
塗り方が詳しく説明紹介されています。
WeepingZeeGuitars さんが 2011/09/26 にアップロード
The fifth in a series of instructional videos on French Polishing
in Luthiery (guitar making) in which the actual French Polishing is demonstrated.
上記より
活用掲載させていただきました。
part4 French Polishing for Guitars 4
●セラック塗装(French Polishing フレンチ・ポリッシュ)中塗り行程 動画です。
・中塗り作業 & タンポの作り方、塗り方が詳しく説明紹介されています。
タンポ(綿布パッドの作り方)
セラックをスポイトで染込ませる様子
また、タンポが滑らかに塗り易くするために
あらかじめ表面に潤滑目的のオイルを垂らす様子も画面に、
話には聞いていたが・・・
「なるほど・・?」「塗膜に影響はないのか?」
「このオイルは、何を使っているの?」・・・
この点は、後半pratで触れます。
まずは、じっくり視てみましょう。
part3 French Polishing for Guitars 2
●セラック塗装(French Polishing フレンチ・ポリッシュ)下塗り行程 動画です。
・下塗り(目止め塗膜)の 研磨作業
wet sanded using oil and 220grit wet/dry sandpaper.
・下塗り タンポ塗り(French Polishing )作業
oil研磨作業 & タンポ塗り作業が詳細に解説されています。
prat4でさらに、詳しく紹介します。
これだけの具体的な作業を見る機会は他にないのでは・・・。
本当に根気の必要な手作業の始まりです。
感動します。
上記より
活用掲載させて頂きました。
part2 French Polishing for Guitars 1
セラック塗装(French Polishing フレンチ・ポリッシュ)に使用されるセラック(溶解前)です。
色が薄いもの(下方)ほど精製されていて、高価です。
精製されたものは不純物が少なく、濾過して不純物を取り除く。
しかし、セラックの色の濃さと品質は直接関係ないようです。
この動画では、セラック素材の種類、無水エチルアルコール(95%)溶剤での溶解&希釈作業を順に解説しています。
WeepingZeeGuitars さんが 2011/09/04 にアップロード
The first in a series of instructional videos on French Polishing in Luthiery (guitar making),including making your own shellac.
上記アップロードより
活用掲載させていただきました。
part1
セラックニス・・・一般的市場には、最近ほとんど需要がない。
木部素材用途のオイルステイン木地着色のブリード防止&中塗を兼ねる使用法として漂白ラックニスが認知されている程度である。
日本では大正時代からスーパーワニスやセラックニスが主流として、木部素材の塗装仕上げ剤として活躍していた。
しかし、昭和初期硝化綿ラッカーが輸入され、その性能(作業性、耐久性)のよさから急速に
普及、ラックニスは需要が減少していった。
ポリエステル樹脂は、中塗までにとどまり、すべての素材用途の上塗としてポリウレタン樹脂が主流となった現在、プライベイトな観点よりクラシックギターの製造過程を調べているうち「セラック」
の仕上げが「音色&保管性」に重要な役割を担っている。
ラック虫は蚕(かいこ)、ミツバチと並ぶ三大益虫と称され、インドや東南アジアに多く生息する虫の分泌物を主成分とした、お菓子のキャンディのコーティングにも使われている安全な純然たる天然素材であり、主にエチルアルコール溶剤で希釈使用される。
まさに、エコ、安全、環境など日本文化である漆と同じコンセプト。
いろいろな視点から勉強してみたい。
●参考記事として
「塗り重ねる回数は、基本的には300回。
ただし材料の状態や季節などによって調整することも必要です。塗装はボディ全体におこなうので、塗って乾かしてペーパーをかけての繰り返しで、時間的には3ヵ月弱かかります。そのようにして磨いていくうちに、セラックの塗料自体の色が付いて、ギター の色が少し濃くなるのです。」とある。
(ヤマハ楽器解体新書HPより)
・・・と、言うことで
伝統的文化「手間をかけた価値感」も評価した手法技術として
少々「セラック」について
●part1〜part10 に分けて
勉強していきたいと思います。
be continued・・・・・